便秘の症状と原因から自分のタイプ(種類)を特定した女性

便秘の症状は、「腹痛、腰痛、胃痛、頭痛、吐き気、口臭、ガス溜まり、お腹の張り、痔、めまい、倦怠感、肌荒れ、吹き出物(にきび)」など、思いつくだけでも実に様々です。
これらの症状に悩まされてこのサイトに辿り着いた方も少なくないと思います。

そんなあなたに、便秘の解消方法を提案させて頂きたいと思いますが、
まずは適切に対応するために、あなたの抱えるの症状とあなたを取り巻く環境から便秘の種類を特定しましょう。


便秘には大きく2種類あり、その中でも小分類に整理することができます。

  1. 急性便秘(一過性単純性便秘、症候性便秘)
  2. 慢性便秘(弛緩性便秘、直腸性便秘、痙攣性便秘)

これらの便秘の代表的な特徴(症状、原因、解消法)を紹介していきます。
(見慣れない便秘の名前もあると思いますが、難しいことは書いていないので、肩肘張らずにご覧になっていただければと思います)


急性便秘(きゅうせいべんぴ)

一過性単純性便秘(いっかせいたんじゅんせいべんぴ)

ストレス等の精神的な負担が原因で発症する便秘です。

症状

一時的にお通じがなくなります。

原因

生活の変化(新学期、職場異動、新生活など)が原因で発症する傾向にあります。
旅行に行くと便秘になる人がいますが、そのほとんどはこの「一過性単純性便秘」です。

解消法

特段の対処は必要ありません。
ストレス等の原因がなくなれば自然と解消します。

大体の場合は、環境の変化に慣れるとお通じがくるようになります。
どうしても気になる場合は、ヨーグルト等の便秘に効く食べ物を試しましょう。

症候性便秘(しょうこうせいべんぴ)

腸の病気が原因で発症する便秘です。

症状

  • 激しい腹痛
  • 嘔吐
  • 便に血が混じる

原因

病気(腸捻転、腸閉塞など)が原因で便秘を引き起こします。

解消法

病院で診てもらいましょう。
便秘より恐ろしい病気のため、早めの受診をおすすめします。
病気が完治すれば、便秘も解消されます。

慢性便秘(まんせいべんぴ)

弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)
※別名:結腸性便秘(けっちょうせいべんぴ)

大腸(結腸)の緊張が緩んで、蠕動(ぜんどう)運動(排便を促す内臓の動き)が弱まるために発症する便秘です。
※便秘で悩んでいる人の7割以上が、この「弛緩性便秘」です。
 そして、「弛緩性便秘」が代表的な便秘の症状をほとんど網羅しています。

症状

腹痛、お腹の張り、頭痛、ガス溜まり、めまい、肩こり、手足の冷え、倦怠感、食欲不振、腰痛、胃痛、吐き気、口臭、痔、肌荒れ、吹き出物(にきび)など

原因

運動不足や出産、高齢、虚弱体質等で筋力(腹筋など)が低下している人に見られる便秘です。
筋力が低下すると、排泄時に上手くいきめなくなり、お通じの出が悪くなります。
そしてそれが何日も続くと、腸内の便が日に日に硬く大きくなるため、ますます排泄が難しい状態になってしまいます。

食生活に偏りや乱れがある人にも発症しやすい傾向があります。

解消法

腹筋等の負荷の高い運動より、ウォーキングなどの継続しやすい運動をおすすめします。
電車通勤なら家や職場の一つ前の駅で降りて歩いてみるなど、無理のない範囲で継続的に体を動かしましょう。
ウォーキングであれば、1日1万歩を目安にしてみてください。


また、弛緩性便秘の解消には、食生活の改善も有効です。
お通じに良い栄養素として、食物繊維や善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌)は有名ですね。

食物繊維には、蠕動(ぜんどう)運動を促進する作用と、ビフィズス菌を活性化させる力があります。
そして、ビフィズス菌にも、蠕動(ぜんどう)運動を促進する作用があるため、2重で弛緩性便秘(蠕動運動が弱まって起こる便秘)に働きかけることが出来ます。

さらに食物繊維や善玉菌は便秘の解消に役立つだけではありません。
腸内細菌を活性化させて、腸内フローラ(腸内細菌が群れをなして腸内に棲息している様子)を充実させるため、美容・健康効果も期待できます。

食物繊維、善玉菌の詳しい内容については、コチラ

直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)

大腸の直腸部分の働きが鈍くなり、蠕動(ぜんどう)運動が起き辛くなることで発症する便秘です。

症状

  • 便が硬くなる
  • (硬い便を排泄するため)切れ痔になる
  • 排便困難になる

原因

排便を我慢をする人に発症する傾向があります。

  • 外出先(学校、職場など)で、排便をするのに消極的な人
  • サービス業等で、行きたい時にトイレに行けない人
  • 痔が痛くて排便を我慢している人

体が便意を起こしているのにそれを無視し続けると、徐々に感覚が麻痺してお通じなくなります。

解消法

事情は様々あると思いますが、便意があったときは我慢せずにトイレに行きましょう。

既に症状が出ている人は、カチカチになった便を柔らかくしましょう。
水分(特に乳製品)や食物繊維を多く含む食品を食べることが効果的です。

痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)

大腸の蠕動(ぜんどう)運動が強くなりすぎて、便の通過を妨げることが原因で発症する便秘です。

症状

  • 食後に下腹が痛くなる
  • コロコロしたウサギの糞のような便が出る
  • 細い便が少量しか出ない
  • 排便後も残便感がある
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 慢性的に下痢が出る

原因

「一過性単純性便秘」と同様に、ストレスが原因で発症する傾向があります。

ストレスが原因で体の一部(瞼や頬など)が痙攣することがありますが、大腸も同じということです。

解消法

ストレスを解消することが、一番の解消法です。

既に症状が出ている人は、症状を抑えるために腸内環境を整えることをおすすめします。
食物繊維や善玉菌を含む食品を食べて、下痢やコロコロの便を正常な形(バナナ型)に戻しましょう。

最後に

該当する便秘はありましたか?
ストレス、病気、偏食、筋力の低下など様々な原因がありましたね。

ストレス社会、高齢化社会、食の欧米化と言われる時代ですから、便秘は現代病と言っても過言ではないのかもしれません。

今一度、生活習慣を見直してご自身にあった解消法を実践してみてください。
このサイトの中でも食事による解消法を提案させていただきますので、是非活用してみて下さい。

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