猫の便秘の症状・原因・解消方法を紹介する愛猫と愛犬

最近ニュースを見て驚いたことがあります。
ペットと言えば犬だと思っていたのに、ここ数年の統計を見ると犬より猫を飼っている人の方が多いのです!
うちにも愛猫が2匹いるので、なんだかとても嬉しくなりました。

そこで気になるのは、猫を飼う人が増えれば、当然猫の悩みを抱える人も増えます。

うちの子もそうでしたが、猫の悩みでよく耳にするのは、やはり「便秘」です。
人間同様に猫も便秘をします。
そして、猫は犬よりも便秘になりやすいという特徴があるのです。

今回は、猫の便秘について紹介したいと思います。

猫の便秘の症状について

猫の便秘の症状に苦しむ愛猫

基本的に猫のうんちの回数は1日1回です。
ただし、食事の量や体調によっては、2日程度うんちが出ないこともあります。
しかし、理由は何であれ、3日以上うんちが出ていない場合は便秘を疑うべきです。

猫は便秘になると、どんな症状が出て、どんな行動をしてしまうのか。

早速、代表的な症状について紹介したいと思います。
該当する症状がある場合は、便秘の疑いがありますので、是非愛猫と向き合ってください。

でも、該当したからといって、あまり心配しないで下さいね。
ちゃんと原因と対策も合わせて紹介しますので、可愛い愛猫ちゃんをサポートしてあげてください。
ペットの健康は飼い主の思い遣りで1つで、ちゃんと良くなりますから。

トイレでの行動

  • トイレに行く前に、落ち着かない様子で家の中を駆け回ることが多くなった
  • トイレの周りをうろうろしたりすることが増えた
  • 1日に何度もトイレに出入りするけど、うんちは出ない
  • 長時間トイレで踏ん張っているけど排泄できない
  • うんちをする時に苦しそうな顔をする
  • トイレで大声や普段出さないような声で鳴くことがある

普段の行動

  • お尻を気にして舐めるようになった
  • 最近、元気がないように見える
  • 走り回ったり、運動することが減った
  • 日中からゴロゴロすることが増えた

うんちの状態

  • 食事量に対してうんちの量が少ない
  • コロコロした堅めのうんちをする
  • 絞り出したような細長いうんちをする
  • 出始めは堅いが、最後の方は下痢っぽいうんちをする

嘔吐

  • トイレでいきんだ時に吐くことがある
  • いつも通り食事をしても、(前の食事が排泄されていないことによるお腹の張りにより)吐くことがある

※ 嘔吐する場合は、脱水状態に陥ることもあるので、小まめに水分を与えましょう。

食欲不振

  • 食事の時に、愛猫が甘えた声でおねだりをしなくなった
  • 普段よりご飯(キャットフード)を食べなくなった
  • 頻繁に餌箱をひっくり返す

臭い

  • 口臭が気になる
  • 愛猫が通り過ぎた後が臭う(肛門辺りが臭う)
  • 脱がせた後の愛猫のお洋服の臭いがいつもと違う

コミュニケーション

  • 左下腹部にコリコリとした膨らみ(うんちの塊)がある
  • お尻を触るとすごく嫌がる
  • お腹を触るとすごく嫌がる

猫も便秘の時は、腹痛やお腹に不快感を感じます。
そんな時は、お尻やお腹を触られることを極端に嫌いします。

しかし、そこは心を鬼にして愛猫の下腹部(左側)を触診してみてください。
コリコリした感触があれば、それはきっとうんちです。

排泄できずに胃腸にうんちが留まっている状態なので、便秘と診断できるでしょう。

猫の便秘が悪化すると…

猫の便秘は放っておくと、「巨大結腸症」といった大病に繋がる危険性があります。

巨大結腸症は、簡単に言えば「重度の便秘」です。
便秘が続くと、直腸の手前にある結腸にうんちが溜まり、結腸が巨大化します。
結腸が巨大化すると、蠕動運動(ぜんどううんどう)という排泄を促す腸の働きが低下して、便秘がどんどん悪化していきます。

便秘が長く続くと、上記に書いた通り、うんちが出なくて苦しむ、食欲・体重の減少、嘔吐・脱水症状などの症状が現われます。
特に子猫や老猫は便秘になりやすい傾向にあるので、しっかりとしたケアが必要です。

また、便秘が慢性化してしまうと、愛猫の体ばかりではなく、看病をする飼い主にも大きな負担がかかってしまいます。
症状が酷い場合には、病院で浣腸しないとうんちが出ない猫もいますので、是非早めに解消してあげてください。



猫の便秘の原因とは

猫の便秘の原因を解明する愛猫

猫の便秘にも様々な原因があります。

いくつかのカテゴリを分けて紹介しますので、思い当たる原因があれば、ぜひ愛猫や身の回りをご確認ください。

偏食(毎日同じキャットフード)

人間でもそうですが、やはり偏食は腸内環境の大敵です。

猫の健康を考えて作られたキャットフードなら同じものを食べ続けても問題ないですが、そうでないとしたら問題です。
(残念ながら、キャットフードの中には、コスト削減を追及するあまりに猫の健康をあまり考慮していない商品もあります)

猫の腸内環境を整えるのに重要な栄養素は大きく2つ「食物繊維」と「オリゴ糖」です。

愛猫に与えているキャットフードに配合されていない場合は、見直しして頂くことをお勧めします。
便秘の症状が重くならないうちに改善しましょう。

食物繊維とオリゴ糖を配合したキャットフードの一例

水分不足

水分をあまり摂っていないと、排泄するのに必要な水分がうんちに行き渡らず、便秘に陥りやすくなります。

腸内で堅くなったうんちは、体の内側から肛門に栓をしたような状態になり、排泄の通り道を塞いでしまうので、益々便秘が悪化する恐れがあります。

また、排泄するときも、うんちは堅く大きくなっているため、肛門を傷つける場合があります。
肛門が傷つくと、次にうんちをする時に愛猫が痛い思いをしてしまうので、水分不足にならないように気を付けましょう。
特に夏場は汗で水分を放出しやすくなるため、多めに水分を摂らせてあげてください。

老猫(高齢の猫)

高齢の猫は一般的に便秘になりやすいです。

一番の理由は、老化に伴う筋力の衰えです。
内臓(消化器)の筋力が衰えると、蠕動運動(ぜんどううんどう)という排泄を促す腸の働きが鈍くなり、腸に溜まったうんちを排泄しにくい状態となってしまいます。

老猫に失った筋力を取り戻させるのは過酷ですので、消化に良い食事(キャットフード)を与えて改善しましょう。

ストレス

ストレスが原因で便秘になってしまうことがあります。
猫はデリケートな動物のため、ストレスに過敏に反応します。
また、動物界きっての綺麗好きであることも、ストレスを抱えやすくする要因となっています。

下記に該当する場合は、ストレスを抱えているかもしれません。

  • トイレが汚れている
  • トイレが変わった(場所、猫砂など)
  • 環境の変化(飼い始めたばかり、引越し、家族が増えたなど)
  • 猫を複数匹飼っていて、猫同士の関係があまり良くない
  • 猫以外にもペット(犬、うさき等)を飼っていて、あまり関係が良くない

毛球症(もうきゅうしょう)

毛球症は、毛づくろい等で飲み込んだ毛玉が胃や腸に溜まって、便秘を引き起こす症状です。

毛玉のような異物が消化器に入っても、当然消化はされません。
さらに腸の働きは鈍くなり、毛玉の量によっては排泄の通り道を防いでしまいます。

(毛玉以外にも、ビニール、紙、紐、植物等を誤飲した場合にも、同様の症状を引き起こす可能性があります)

予防策ですが、毛づくろいは猫の本能のようなもので、しつけで止めさせられるものではないので、定期的にブラッシングを行い抜け毛を取ってあげてください。

また、愛猫が出入りする部屋には、一口サイズの異物は放置しないようにしましょう。

排泄時の痛み

うんちをする時に痛みがあるために、排泄をしなくなることがあります。
そうなると腸に溜まったうんちは徐々に水分を失って堅く排泄しにくくなり、便秘が悪化します。

痛みの原因には次のようなものが考えられます。
(中には病気もありますので、気になる項目がある場合は、是非一度動物病院へ連れて行ってあげてください)

  • 痔(切れ痔、痔瘻(痔ろう)など)
  • 腸や肛門が炎症を起こしている
  • 肛門周辺の傷
  • 直腸や肛門付近の腫瘍
  • 脱肛(だっこう)
    肛門や直腸の粘膜が肛門外に脱出する病気
    ※別名「肛門粘膜脱(こうもんねんまくだつ)」

痛みが原因の場合、排泄時に鳴き声を上げたり走り回ることがあるので、排泄時の様子を観察しましょう。

薬の副作用

薬の副作用によって腸の働きが抑制され、便秘を引き起こす場合があります。
特に子猫や老猫は体が弱く薬に頼ることが多いので、薬の副作用が原因になることがよくあります。

愛猫が薬を服用している場合は、薬が下記に該当するかご確認ください。

  • カルシウム拮抗剤
  • スクラルファート
  • 利尿剤
  • 制酸剤
  • 抗がん剤
  • 抗コリン剤
  • 抗ヒスタミン剤
  • 硫酸バリウム
  • 鎮痛剤



猫の便秘解消法

猫の便秘の解消法を実践する愛猫

猫の便秘の解消法を紹介します。

一番おすすめしたい解消法は食事(キャットフード)の改善です。
便秘は「食べ物が正常に排泄されない状態」ですので、消化に良いキャットフード、または消化を促進するキャットフードを与えるが一番合理的です。

しかし、そうは言っても生活は十人十色なので、いくつかの解消法を用意しました。
是非、ご自身と愛猫のライフスタイルに合った解消法を試してください。

※猫の便秘の原因で対策もあわせて書いている箇所があるので、一部重複する内容もありますが、ご容赦ください。

腸内環境に配慮したキャットフードを与える

腸内環境を整える有効成分(食物繊維、オリゴ糖)を配合したキャットフードを与えましょう。
食物繊維とオリゴ糖がお通じに良いのは、人間も猫も一緒です。

健康に配慮したキャットフードに変えたら、
「愛猫の便秘が解消した!」
というのは、よく聞く話ですね。

愛猫の便秘でお困りの方は是非一度試してください。

こちらは、当サイトでおすすめしているキャットフードです。
サイト内に口コミもありますので、ご興味がある方はどうぞご覧下さい。

水分不足を解消する

排泄するために必要な水分が不足しないように、ウォーターボウルの水を絶やさないように気を付けましょう。

どうしても水を飲んでくれない時は、キャットフードにスープやお湯を少量混ぜて、水分補給させる方法もありますので、愛猫のお通じ事情と相談して試してください。

オリーブオイルを与える

食事関連の対策では、オリーブオイルを与えるのも有効です。

オイルが腸内の潤滑油となり排泄をサポートしてくれます。
必須脂肪酸とオレイン酸を含むオリーブオイルは、腸の働きを活発にして、愛猫の健康にもプラスに作用します。

余談ですが、オリーブオイルは、「自然界の下剤」と呼ばれているくらい排泄効果が期待できるのです。

小さじ1杯程度のオリーブオイルをキャットフードにかけるか、小皿に移して飲ませてあげてください。

運動&ストレス解消

日頃からよく運動をさせてあげましょう。
運動のさせ方は飼い主と愛猫に合ったものが一番良いですが、一般的な方法ですと、猫じゃらしで遊ばせたり、キャットタワー(家具を積み上げた物でも良いです)を用意してあげるのがメジャーです。

運動をすると、体の機能が活性化して、腸の蠕動運動も活発になります。
また、愛猫のストレス解消にもなるため、是非コミュニケーションタイムを作ってください。

マッサージをしてあげる

お腹をマッサージして、排泄を促してあげるのも有効な手段です。

愛猫が横になっている時に愛猫のお腹を、手のひらでゆっくりと「の」の字を書くように優しく撫で回してあげてください。

決して揉んだりせずに、さする感じを意識してください。
あまり力を加えすぎると怪我をさせてしまう恐れがあります。



まとめ(猫の便秘について)

猫の便秘を解消して健康に暮らす飼い主と愛猫

猫の便秘の症状・原因・解消法を紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?
皆さんが抱えている悩みや心配事に少しでもお役に立てれば幸いです。

私は2匹の愛猫と一緒に生活をしているのですが、この子たちが便秘になってしまったことがあります。
そのときは、とても心配で様々な解消を調べて実践したことがあるので、不安な気持ちは分かります。
当時は本当にがむしゃらに調べて、がむしゃらに解消方法を試しましたから!

その甲斐あって、今では食事(キャットフード)を変えたり、愛猫と一緒に遊ぶ時間を作って、健康的で幸せな生活を送れています。

このような形でしか応援できませんが、皆さんの愛猫が健やかに長生きできることを願ってます。

猫の便秘の症状・原因・解消法を徹底分析して元気になった愛猫たち


最後に(キャットフードの紹介)

参考までに、うちの愛猫に効果があったキャットフードを紹介します。
愛猫の便秘でお困りの方には是非おすすめします。

シンプリーキャットフード

シンプリーキャットフード
腸内環境を整える「食物繊維」「オリゴ糖」をしっかり配合!
美味しさを追求して、原材料の53%がサーモンのキャットフードです。
着色料、香料などの添加物を一切使用していないので安心安全!
高タンパク&低カロリーなので、愛猫の寿命をサポートします。
グルコサミンやコンドロイチンなどの健康成分をしっかり配合しているのもシンプリーの特徴です。


カナガンキャットフード

カナガンキャットフード
腸内環境を整える「食物繊維」「オリゴ糖」をしっかり配合!
穀物不使用(グレインフリー)により、高タンパク&低炭水化物を実現!
国際規格「SAI GLOBAL」クラスAの工場で作られているため安心安全!
もちろん、人工添加物は一切使用していません。
栄養満点でヘルシーなキャットフードに仕上げているので、子猫から老猫まで全世代におすすめです。


FINEPET’Sキャットフード

FINEPET’Sキャットフード
初回限定価格:500円(1kg)
ペットフード先進国「力ナダ」の世界最高水準TLCレシピで作られたキャットフード!
一般的な高級キャットフードと比較しても倍以上の消化吸収率(87%)で、栄養成分をしっかりと体内に取り込みます。
人間が食べれるレベルの原材料のみ使用のため、安心安全!
(肉類の副産物(バイプロダクツ)、化学合成された酸化防止剤や防腐剤等の添加物、放射性物質汚染原材料、重金属類や残留農薬が混入した原材料は、一切不使用)


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